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2016年1月 1日 (金)

一月の月次しをり

さる
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 平成二十八年の新春を迎へました。今年の干支は「丙申」となります。十二支では「申」は「猿」を表し、「さる年」とされますが、「申」の文字は、稲妻の形の象形文字から成立したとされます。人間の力を超越した自然現象としての雷鳴や電光を古代の人々は恐れ、また崇めたのでせう。この「申」にお祀りをする時にお供へ物を載せたりするつくえの形状である「示」を偏としてつけると「神」の字になります。神に祈りの言葉を申し上げるので「申す」の意味にもなりますし、雨冠と稲妻の「申」を組み合わせると「電」になります。
 また、人がこの神の心を身に付けると、人偏に申で「伸」になります。伸びてゆくには、ただ物質的満足だけでなく、「こころ」「精神」が不可欠なのでせう。
 今年が穏やかで、また伸びてゆくよい年であるためには、「申」すなはち「神」につながる「こころ」を世の人皆が、大切に育むことが必要なのでありませう。
 日枝神社では猿が神使であるとされ、神猿を「まさる」と読みます。「優る」「魔去る」に通じて縁起がよいとされますが、言葉の語呂併せだけでなく、勝れたこころを広めてゆきたいものですね。
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2801

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