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2014年9月 1日 (月)

七月の月次しおり

國讓り

くにゆづり

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大國主神は古事記には「おほなむぢのかみ」「あしはらしこをのかみ」「やちほこのかみ」「うつしくにたまのかみ」の別名があります。「いなばのしろうさぎ」の物語も古事記が原点です。兄神たちに追はれて根堅洲國の須佐之男命のもとに赴いた大國主神は生太刀・生弓矢を頂いてきて、少名毘古那神の助けもあって国造りをすすめます。この葦原中國を天照大御神の子孫が治めるべき国であると國譲りの交渉が始まります。建御雷神・経津主神がこの交渉にあたります。子神の事代主神、建御名方神との交渉を経て、最終的に國譲りを諒承した大國主神には天日隅宮といふ立派な御殿が建てられます。柱は高く太く、板は厚く廣く建てられました。海に出る高橋浮橋も作り付けられたとされます。これが出雲大社の起源とされます。このとき、大國主神の祭祀をつかさどるのが天穂日命と定められました。その子孫が出雲国造となります。また國譲りにより、天照大御神の子孫が顕露事(あらはにごと)を統治することとなったのに対し、大國主神は「神事」(かみごと)「幽事」(かくりごと)を司ることとなったともされるのです。神無月の云はれなどもここにはじまるものといへませう。

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