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2014年5月31日 (土)

六月の月次しおり

宇氣比

うけひ

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須佐之男命は母の國へ行きたいので、天照大神にその挨拶をすると高天原に昇つてこられました。待ち受けた天照大神と、互にやましい心はないことを誓ひあふこととしました。
これを「うけひ」と言ひます。
互の持ち物を交換し、それを「ものざね」として神を生むのです。
汚れた僞りの心があれば神を生むことなどできません。
天照大神が須佐之男命の十拳劍をもらひ受け、それを「ものざね」にして生まれたのが、多紀理毘売命、市寸嶋比賣命、田寸津比賣命の三柱の女神でした。
宗像の三女神とも稱されます。
つぎに須佐之男命が天照大神の「やさかにのいほつのみすまる」の珠をもらひ受けて、それを「ものざね」にお生みなったのが、天忍穗耳命、天之菩卑能命、天津日古根命、活津日古根命、熊野久須毘命の五柱の男神でした。
須佐之男命の持ち物を「ものざね」とした女神は須佐之男命の子神とし、天照大神の持ち物を「ものざね」とした男神は天照大神の子神とされました。
その第一の男神の天忍穗耳命の子の瓊瓊杵尊が天孫として降臨され、神武天皇につながる皇室の御祖先となられます。
第二の男神の天之菩卑能命の子の建比良鳥命は、出雲国造、无邪志国造はじめ各地の豪族の祖先とされます。
これらの中で、今日も系譜の續いてをられるのが出雲国造家で、代々出雲大社の宮司をおつとめになられてをられます。
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