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2012年3月31日 (土)

四月の月次しおり

木花之佐久夜毘賣(このはなのさくやびめ)命

天孫降臨されて瓊瓊杵尊の妃となられたのが大山津見神の娘である木花之佐久夜毘賣命でした。美人であった木花之佐久夜毘賣に出会はれた瓊瓊杵尊は、結婚を申込みました。大山津見神はよろこんで姉神である石長比賣を副へて、たくさんの財物も持たせて瓊瓊杵尊に遣はしました。ところが瓊瓊杵尊は石長比賣を送り返してしまはれました。大山津見神は、石長比賣を遣はしたのは、天神の御子の命が雨風の中でも変らぬ岩のやうに常磐であるやうに、また木花之佐久夜毘賣を遣はしたのは花のやうに美しく栄えるやうにと誓約をして差上げたのである。しかし石長比賣をお返しになったので、御子のお命は、花の合間と同じごとくに短いものとなつていまいませうと申され、これ以後、天皇のお命も限りあるものとなってしまったといふ物語が「古事記」に記されてゐます。
木花之佐久夜毘賣は浅間神社の御祭神とされてゐます。現代人にとっても桜の開花は心を動かすものがあります。そして短い間に散り行く桜は、多くの和歌にもよまれてきましたが、これは人のいのちを象徴するものであるからでせう。 自然といのちの大きなつながりは環境科学を俟つまでもなく、古代からの受け継がれた真実でもあるのです。

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