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2012年2月29日 (水)

三月の月次しおり

君がため春の野に出て若菜つむわが衣手に雪はふりつつ -- 光孝天皇

百人一首にもとられてゐる有名な御製です。古来、春の歌には、雪や氷を暖かさの対比として詠んだものが多くあります。寒さの末に春を待つ、昔の人々の気持ちを理解することも、エコロジーに立ち返る生活が必要な現代人も心しなくてはならないことのひとつでせう。

「はる」の語源は木の芽がふくれることを表す「張る」だとされます。そのほか、土を耕す「墾る」であるとか、暖かい気候の「晴る」とするなど諸説があるとされます。諸説があるよいふより、「はる」といふ古語に、成長し、暖かく熱をもって、赤く明るくなるといふ意味がすべて含まれていたとみるべきでせう。「腫る」の語ももちろん同じ意味です。

生命が宿り、成長を始め、動きだし、力を蓄えてゆくのが「春」であり、その生命の力を祝ひ、そのお陰をいただいて秋の収穫を祈願するのが春のおまつりです。

三月一日
月次祭

三月二十一日
祈年祭
合祀神例祭
五穀豊穣を基本として今年も平穏に豊かであることを祈る春まつりです。あわせて明治時代以降に瀬戸神社に併せ祀られることとなった十三柱の祭神の例祭として神楽の奉納があります。


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