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2011年12月17日 (土)

1月の月次のしおり

 日本の神話を知るのに欠かせない書物に「古事記」があります。天武天皇は諸家に伝承する帝紀・本辞と呼ばれる天皇や皇室の語り伝へに正実でない誤りが含まれるので、今の時にこれを改め、後世のために正しい記録を残すことが国家の経緯として必要と思し召されました。舎人のなかに稗田阿礼といふものがをり、年は二十八歳でしたが、「目にわたれば口に誦み耳に触れれば心に記す」といふ聡明な人物でしたので、この者に勅語して正しい伝承を暗唱させました。代はかはりて元明天皇の時、これを史書として文字に残さねばならないと、太安万侶にこの仕事が命じられました。日本語で語られる伝承を中国語の文字である漢字で表現することに安万侶は苦労しましたが、和銅五年の正月に上中下三巻の書物として完成し天皇に献上することができました。これが「古事記」です。和銅五年は西暦では七一二年ですから、今年は「古事記」完成からちょうど一三〇〇年の記念の年に当ることになります。
我が国の心髄とも言へる基本的な精神の存在は、今日の我が国の状況の中で、一層その重要性は認識されなくてはならないでせう。古事記撰録一三〇〇年目の正月にあたり、神国日本の精髄はどこにあるか、思ひを深くすることが大切でありませう。

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