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2011年9月25日 (日)

十月の月次のしおり

幣帛(みてぐら)について
「みてぐら」は「御手座」の意味であらうとされます。すなはち、神前に詣でる時に「手」に戴き、そこを神霊の「座」として神人一体となるための採物(とりもの)がその起源なのでせう。そこから神前に捧げる大切なものを総称して「みてぐら」と称するやうになりました。
神前への捧げ物といへば飲食物を神饌として御供へするのが一般的ですが、神社では重要なお祭りにあたつては、神饌だけでなく幣帛(音読みでは「へいはく」)も御供へされます。大切な捧げ物としてこの幣帛を特に「みてぐら」とも称します。「幣」も「帛」も「ぬさ」と読むこともありますが、いずれも織物・布をさす言葉です。古来は、貴重な財物でもありましたから、紙幣や貨幣の熟語に今日も「幣」の文字が使はれてゐるわけです。高価な絹織物などは辛櫃や柳筥などに納めてたてまつられますが、紙や麻緒などでこれを代用し、榊の小枝に結びつけてたてまつるのが「玉串」の形になってもゐるわけです。

以下からダウンロードできます。
「2310.pdf」をダウンロード

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